アマチュア無線局開局申請手続きについて

許可・免許関連

アマチュア無線を楽しむには、「アマチュア無線技士」の資格を取得した後、無線機の購入を経て「無線局開局」の申請をしなければなりません。この記事では、無線機使用までの最後の手続きとなる、無線局開局申請手続きについてまとめてます。

申請は自分でやる?

先ず、申請については無線機の購入店に依頼することもできます。自分でやるのが面倒な方や、自信がない方はお任せするのも一つの方法です。ただし、手数料が結構かかります。ちなみに私の購入店では参考までに聞いたところ約7,000円ということでした。私は、電子申請の仕組みも整っていることもあり、自分でやってみました。

申請準備

申請は「総務省 電波利用 電子申請・届出システム Lite」(https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html)で進めます。先ず、システムを利用するにはユーザー登録が必要です。トップページ中段の「手順2」「新規ユーザー登録」をクリックし、手続きします。約1週間後にユーザID・パスワードが記載されたハガキが届きます。

電子申請の流れ

それでは申請を進めていきましょう。先ずは上記届出システム(https://www.denpa.soumu.go.jp/public2/index.html)にログインし、トップページ中段の「手順3」「申請・届出」ボタンをクリックし。無線従事者免許証を手元に置き「はい(登録へ進む)」ボタンをクリック。「新たに申請手続きを開始します。」を選択。「必要事項の全てを最初から入力」ボタンをクリック。1ページ目(申請書)は基本的な事項なので問題なく入力できるかと思います。以降、特別なことがない限り「必須」項目のみでOKです。2ページ目(事項書及び工事設計書)ですが、「空中線電力が50W以下の適合表示無線設備のみを使用する移動するアマチュア局を開設・運用する個人」は工事設計書について簡略されているので、ページ冒頭の「ライトユーザ…」にチェックを入れます。私もそうですが、トランシーバー1台のみの申請であれば、ほぼライトユーザに該当すると思われます。念のため、登録する無線機の空中線電力について、50W以下であることを取扱説明書等で確認してください。あとは特に悩むことなく入力できると思います。

まとめ

ここ数年で申請事項が簡略化され、手続きが大幅に楽になっているようです。更に電子申請をすることで、書面申請より手数料が約1割引きになります。届出システムも良く出来ており、簡単に手続きすることができるので、無線局開局申請は電子申請することをおススメします。

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