狩猟に欠かせないアマチュア無線(トランシーバ)ですが、使用するには「アマチュア無線技士」(国家資格)が必要になります。今回の記事では試験や合格後の手続きなどについて掲載します。
免許取得コース選択
アマチュア無線技士は1級から4級までありますが、狩猟でトランシーバを使用することが目的であれば4級で十分です。免許を取得するには①「国家試験」を受験する方法と②「養成課程」を受講する方法があります。私は知識定着と経費節減の観点から①にしました。
レッツスタディ!
私は『第4級ハム教室』(定価1,600円→amazonの中古で714円で購入)で勉強を進めました。解説を読んだ後、問題を解くパターンになってます。カテゴリーは①「電波法規」と②「無線工学」に分かれており、私のような文系人間にとって②は計算問題もあり若干抵抗感がありました。でも大丈夫です。何度も繰り返し問題を解くことで自然に頭に入ってきます。テキストの問題を8割程度解けるようになったら、http://srz.a.la9.jp/hamtest/のような過去問練習サイトでひたすら問題を解いていきます。回答率が9割をコンスタントに超えられるようになったらOK。いざ試験へ向かいます。
国家試験
国家試験は試験実施の委託を受けたお近くの試験センターで随時受けることができます。日本無線協会のホームページ(https://www.nichimu.or.jp/kshiken/)で申請します。試験内容は4択で①「電波法規」12問と②「無線工学」12問で、それぞれ8問以上正解で合格となります。パソコンに向かい正答をクリックしていきます。時間は1時間ですが、終了次第退出できます。終了ボタンをクリックするとスコアも表示されます。スコアは80点以上で合格ですが、上記のとおりそれぞれ40点以上取っていなければなりません。
免許申請
試験の結果、無事合格することができました。試験結果についても電子メールで届きます。その後、免許証の発行を受けるためには申請が必要です。上記メールに記載されているID・パスワードで総務省のホームページから申請書をダウンロードすると、既に氏名等必要事項の殆どが入力済の状態になっており、試験時に提出した顔写真まで付いてました。写真を貼るべきところに既に写真が付いている状態です。ところが記入例によると「顔写真を貼り付ける」となっており、送付内容確認にも顔写真1枚と記載がありました。悩みつつ、写真を貼り付けずに送りましたが、無事免許証が届きました。記入例に「既に申請書に顔写真が付いている方は貼り付け不要です」という記載があれば良いと思いますが、まだ記入例の更新が追い付いていないようです。